武士の家計簿 磯田道史 著
2010年にまちゃと主演映画「武士の家計簿」の原作
原作といっても小説ではなく磯田さんが古本屋でみつけた
正真正銘の武士の家計簿(≧ω≦)bを解読し2003年出版されました
近影の磯田さん若くて細ーーーい
磯田さんを初めて見たのは「武士の家計簿」の番宣番組で解説として出演された時
語り口は穏やかで優しく何といっても「歴史好きなんですっっ」って
体からにじみ出ちゃってる姿に私の「変人大好きセンサー」がロックオン!
大学准教授っていうとどんなおじさまかと思いきや
1歳上・・・あぁ~年を感じますーーー
そんな磯田さん去年のドラマ「大奥」番宣の
「ぴったんこカン・カン」でまちゃとの友人として出演してくれましたし
「BS歴史館」という番組ではほぼレギュラー?ってくらい頻繁に出演されてて
テーマに興味がない時でも(こら!)磯田さん見たさに
録画しちゃうというクセが♪
(ちなみに語りが蔵さまなのも見ちゃう理由の一つなんだけど
最近忙しいのか毎回じゃなくなってきてるのが寂しい・・・)
幕末、会津が北海道の一部を売りに出そうとしていたのではないか?という
書簡が出てきたぞ!って回では磯田さんはじめ出演者全員
解読しようとあれやこれや大興奮!!これまたおもしろかったです
最近磯田さんづいてます ウフフ♪
27日の朝日新聞「インタビュー静岡」のコーナーに磯田さん登場♪
静岡の大学で准教授をされてるのは知っていましたが
なんと!歴史学者なのに地震研究に入られたそうです!!!
歴史好きから派生して地学・考古学も好きで東北大震災の3か月まえには
「地震がきた時原発がドーンといったらどうすべきか
日本社会は考えてない!」って公演で警鐘をならしておきながら
自分は何もしてなかった事への悔しさが糧となり地震研究に入られたそう
しかも古文書から地震を見つめるという磯田さんらしいやり方
今後も磯田さんの活動にワタクシ目が離せません♪
随分遠回りになりましたが武士の家計簿
インタビュー静岡に載ってる説明より抜粋します
「幕末、加賀藩を舞台に下級藩士で御算用者(経理係)を勤めた猪山家の
暮らしぶりを、約37年間の入払帳や書簡を元に解読」
下級武士の暮らしぶりがここまで明確に分かる資料は
今までまったく出てきてない上に
加賀藩の経理係だったにも関わらず年収の2倍の借金をかかえ
家財道具を売り払い「二度と借金はしないぞ!」という強い覚悟の元
家計簿をつけ始めた猪山家の生活がどんなものだったのか
何故これだけの借金を背負うことになり、どのように借金を返済し
下級武士の中でどんな功績を残した家なのか
明治に入り武士の領主権が取り上げられてなお
死にもの狂いで生き抜く猪山家
とても分かりやすく書かれて実におもしろい!!!
武士は婿養子をよく取る というのも興味深い
だからこそ竹田さんが天皇が男系継承にこだわる理由を説く意味にも
つながりました
明治に入って猪山家では海軍に仕官するほどの出世をみせます
「あら、やだ 海軍といえば・・・」と思ったらビンゴ!
秋山真之と同期だっていうじゃなーーーい!!!YE━━ d(゚∀゚)b ━━S!!
パズルのピースがぴったりハマるような快感♪♪♪
脳内から幸せホルモンが出てきたわ
貨幣価値は現在の価値に分かりやすく直し
入払帳は表計算ソフトまで使って表にしてくれてます
磯田さん親切ぅぅぅ~~~~o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
磯田さん解読本当にありがとう~~~~~~~~~~
また映画「武士の家計簿」も見直そう♪
・・・やっぱり原作の方がおもしろいって思い知る
2時間ちょっとじゃこのおもしろさ書ききれないもんなーーー
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